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大学生からの Web 開発

廃れない技術よ 我が身に

Spacemacs をターミナルから起動する

  • ※ Spacemacs に限った内容ではありません。
  • ※ Spacemacs を GUI で使う場合の話です。
  • ※ Spacemacs じゃなくて Emacs の話じゃん、ですが検索のためにこういうタイトルにしています。

先日、Qiita にて Spacemacs というものを知った。これは Vim を使っている人が Emacs に移行をするため、という目的もある Emacs 設定集である。Spacemacs について詳しくは以下の Qiita のエントリか 公式のドキュメントを読んでほしい。

github.com

qiita.com

キーバインドが選べて vi にすると、Evil という Emacs 上で vim をエミュレートするプラグインが有効化されて Vim ユーザでもエディットの面ではほとんど違和感なく扱える。

UI がおしゃれだし、vi のキーバインドだし、Emacs なんかすごそうなので、少し Spacemacs を使おうという気になった。

で、ここで問題。Spacemacs の起動の方法。

Vim は以下のように起動してターミナル上で使う。

$ vim foo.txt

Emacs と同じく GUI エディタである Atom もターミナルから起動できる。

$ atom foo.txt

Emacs はターミナルで起動すると、ターミナル上に展開される。

$ emacs foo.txt

CUI で起動するとせっかくの綺麗さが損なわれるので、GUI で起動したいんだけど、Emacs のアイコンから起動して メニューバーの File から目的のファイル・ディレクトリを開くのめちゃくちゃめんどくさい。

ターミナルで作業しているときにパッと開きたい。

本題

2015/12/16 open コマンドの方法は問題があって、書き換えました

Emacs 起動のためのスクリプトを追加する。

↓↓↓

Start Emacs.app from CLI

↑↑↑

railwaycat さん作の perl スクリプトと ptb さん作のシェルスクリプトがある。perl が動作しない環境の人はシェルスクリプトの方を使うといいです。

これ、何をしているかというと引数で渡されたファイルをテンポラリファイルとして作成してそれを open コマンドを使って Emacs で開く。

system("touch $args") if ($tmpfiles);
 
system("open -a /Applications/Emacs.app $args");

open コマンド

OS X の open コマンドは、ターミナルからファイルやディレクトリを、それを開くデフォルトのアプリケーションで開く、というもの。

-a オプション

-a とは application のオプションで、これをつけると、アプリケーションを開くよーという意味になる。

例えば、アプリケーション名だけを書けば /Applications ディレクトリの中から探して開いてくれる。

-a をつけない場合は以下のように呼び出すということ。

$ open /Applications/emacs.app

また、これでもよい。

$ open -a /Applications/emacs.app

で、-a オプションを使うとアプリケーションに引数を渡せるので、そこでパスを書く。

これなら foo.txt を開くし

$ open -a emacs foo.txt

以下なら、現在のディレクトリを開く。

ただこれだけだと存在しないパスを引数として渡した場合、エラーになる。ので、事前にテンポラリファイルが作られる。

導入

$HOME/bin などにパスを通して、そこにスクリプトを実行可能にして配置する。

$HOME/bin にパスを通す。

.bashrc, .zshrc...

export PATH="$HOME/bin:$PATH"

スクリプトを配置

$ cd ~/bin
$ vi emacs

~/bin/emacs に ↓ をコピペする。

gist.github.com

実行可能にする

$ chmod +x emacs

これで

Emacs.app をターミナルから起動できる。

おまけ

プロジェクトごとに Emacs を起動したい場合がある。いま現在の設定だと、現在 Emacs が開いている対象と違う対象を渡すと、同じプロセスで新たに渡した対象を開く。

新しい対象を渡した場合、Emacs のプロセスも新しく立ち上げてほしい場合、以下のように書き換える。

~/bin/emacs 17行目

system("open -a /Applications/Emacs.app $args -n");

$args の後ろに -n が追加された。

-n オプションは、もし指定したアプリケーションがすでに立ち上がっていた場合、別プロセスで起動させるもの。お好みで。

おわり

べつに Spacemacs, Emacs に関した話じゃないし、Emacs をこれから使っていくわけではないです。

参考

MacWiki - コマンド/open